水曜日, 10月 28, 2009

引き算なパートナー

仕事の休憩時、ある短編小説を読んでいたら、その中に・・・、
付き合う相手に対する評価は日を追う毎にどんどん引き算されていくという風な一節があった。

ほんと、そう、足し算なんてありえないと私も思う。
まさか、この世の中に付き合えば付き合うほど、足し算になってく人っているのかしら?
まれにいるのかなー?

ほとんどの場合は、付き合いが増すにつれ、欠点や弱点が目立ちはじめ、性格や考え方の不一致や生活パターンの違いなどを少しずつ感じ始めて、引き算になってく。
それでも、「まっ良いか。」と思えれば、結婚に至るのだろうけど。

結婚してからは、まさしく引き算だらけ。
全く育った環境の違う二人が、同じ屋根の下で同居するんだもん、ほんと大変だよ。
その上、二人を取り巻く身内との関係とか、子供をめぐるさまざまな環境とか、仕事や収入に関する事柄などなど・・・、それらの影響もかなりあるし。

もうすぐ結婚式を挙げるという職場内の知人・・・、つい最近彼氏の両親との二世帯住居が完成し、お引越ししてハッピーだった様だけど、いざ、住んでみると・・・。
何となく浮かない顔・・・、その両親との生活に不安を感じ始めているらしい。

新婚の間だけでも二人っきりで住んだ方が、良かったのかもナー!!

まっ、一番良いのは、いっぱい引き算しても、時々足し算ができたりして、もうこれ以上引けなくなったり、マイナスにならない限りは、どうにかパートナーとの関係も続いていくのかなー?













日曜日, 10月 25, 2009

人生の選択!

今日の東京はあいにくの小雨。
しかもとても寒い。

そりゃそうだ、今週が終わればもう11月なんだもんね。
早いなー。
あと二ヶ月で今年も終わる・・・。
来年は2010年、きりの良い年号だ。

ここ数年、ひどい不景気状態で、我が家もあっぷあっぷなのだけど、来年はどうなのかなー?
どうか、景気が良くなりますように。。。
民主党に期待=大!なのだけど、そんなにすぐに景気が良くなるわけもなく・・・。。。
でも、もう、我が家は限界に来ている。
Ah~、どうにかしてぇー。。。

「後悔先に立たず!」かぁ・・・。

昨日、ふと思った。
上京してなかったら、今頃、まだ、田舎にいたんだろうか?
とか、
幼い頃からなりたかった職業=美容師になっていたら、どうしてたかしら?
とか、
食えない職業だと言われてあきらめた美術orデザイン関係の専門学校とか大学に進んでいたら?
とか、
もし、一番最初の就職先=プログラマーという職業で今も頑張っていたら?(その後、その会社は倒産してしまったらしいけど・・・。)
とか・・・、
もし、その次の就職先の広告代理店に今もいられてたら・・・?(たぶん、追い出されてたかな?)
とか・・・、
フリーランスになってなかったら?
とか、
結婚してなかったら?
とか、
子供を産んでなかったら?
とか・・・。

自分の人生、これで良かったのかなー?なんて。。。

私が若い頃はまだ今みたいに携帯電話も普及してないし、パソコンもまだまだだったから、情報がほんとに無い状態で、今のこの状態はほんとにうらやましいと思う。

大学や専門学校、就職先の情報などなど・・・、もっと知りえていたら、かなり状況は変わっていたはず。
違った人生を歩んでいたのかもしれない。

しかし、まさに、「後悔、先に立たず!」なのだ。
今さら、後悔しても遅いのだ。

まぁ、バブル真っ只中にいた若い頃、いろんな事も経験できた。
今では信じられないぐらいみんなが浮き足立ってた時代。

特に容姿や何がしかの能力に秀でているわけでもない私の様な平凡な人間は、そんなに素晴らしい人生がまっているはずもない。
あとは何事も無く、このまま、平凡のまま、終わるのが一番良いのかも。






土曜日, 10月 24, 2009

「こどものころにみた夢」

先日、「40~」と共に図書館から借りてきた「こどものころにみた夢」という本。
いろんな作家が、まさにそれぞれこどものころにみた夢について、書いている。

何故この本を読んでみようと思ったのかというと、初っ端と二番目に現在のところ私のお気に入りの作家、角田光代さんと石田衣良氏の短編が載っていたからだ。
それ以外の作家はほとんど知らないが、一人を除いてはみんななかなか面白いお話だった。
それと中の挿絵がどれもとっても合っていてすごく良い感じ・・・。
絵本感覚で読めるって感じだ。

夢っていうと・・・、一見突拍子も無いストーリーの様で、でも、どこかに自分の脳内の奥深くに潜む心理が不思議な形となって夢に現れたりするもの。
子供が出来る前までは頻繁に見てた夢も子供ができてからはあまり見なくなった。

私がこどものころによくみた夢・・・。

物心ついてから、小学校に入るか入らないころに頻繁に見ていた夢は、誰もが見ただろうと思うけど、トイレに入っておねしょをしちゃう夢。
トイレに入り、その後、ついつい「シーッ。」・・・、「気持ち良いなぁ~。」なんて夢心地でいると、次の瞬間、「じゅわ~っ。」っと、布団とパンツがぬる~い水びたしになって・・・、その気持ちの悪さに慌てて跳び起きるっていう最悪の状況。
何度繰り返した事かしら・・・?
そして、その後、おしっこのしみがたっぷりついた布団が干され、恥ずかしい気持ちでいっぱいだったのをよく覚えている。

次によくみた夢と言えば、追いかけられる夢。

小学校の間中何度も見た追いかけられる夢・・・、一番よく見たのはピエロにひたすら追いかけられる夢だ。
逃げる私の後をとにかくどこまでも追いかけてくる。
どんなルートだったのかはもう忘れてしまったが、その中で、通学してた小学校のコンクリートで出来た滑り台を必ず通過する。

そこを滑り降りる際、私のおしりがアニメみたいにぼよんぼよんと飛び跳ねるのだけど、ピエロも私の真似をするようにおしりをぼよんぼよん弾ませながら後をつけてくる。
ただ追いかけてくるだけでなく、私の行動と全く同じ行動をしながら、追いつく事も無く、追い抜く事も無く、とにかくひたすら追いかけてくるのだ。
恐い様な楽しいような奇妙な夢だった。

たぶん、幼いころ、おばにサーカスに連れて行ってもらった事があり、その時に見たピエロが非常に印象深かったのだろう。

それから、それ以外の追いかけられる夢は、父が斧を振り回しながら追いかけてくるとか注射器を持って追いかけてくる祖母の夢。
恐かったの何の・・・。

そうそう、トイレの夢を見てたころと同じころだったか・・・、夢だったのか現実だったのかもわからないのだけど、いつも見てたのが、黒い山高帽をかぶった男の影。

押入れを二段ベッド風に改造した寝床の下段で寝ていた私。
頭側についていた小窓のスキマから、寝付くまでの間、三日月をよく眺めてた。
すると必ず、黒い山高帽をかぶった男の長い黒い影を見るのだった。
その当時はそれが現実なのだと信じて疑わなかったけど、今になるとあれは夢だったのかなー?なんて思ったり・・・。

そして、時々、ふと何かを見て、小さいころのある瞬間を思い出したりする事がある。

最近、歩いている途中で、道端に放置されたさびついた波型のトタンを見て思い出したある出来事とある名前。

近所の二つ年上の幼なじみの所に時々遊びに来るいとこの女の子の思い出。
いくつぐらいだったのか・・・?、小学校一年生ぐらいの出来事だったっけか?
その子は私より一つ年下ぐらいで、いつも私の後をついて来てた。

ある時、幼なじみの子といつもの様にその子んちの向かいの家の高い塀の上を歩く遊びをしていたら、やめろというのも聞かず、その子も真似して私達の後をついてきちゃって・・・。
案の定、あまり運動神経のよろしくないその子は塀から落ちて、下にあった波型のトタンで太ももをざっくり・・・、またある時は、すぐ近くのごつごつした岩山に登って遊んでたら、やっぱりその子もついて来て、頂上から下まで、まるで石が転がるようにゴロゴロ転がり落ちちゃって大変な事態に・・・。
そんな記憶が一瞬よみがえったと同時に、すっかり忘れてしまっていたその子の名前もよみがえった。
「サエミちゃん。。。」

夢、想像、記憶・・・、人間の脳とは、ほんと不思議じゃのぉぅ~~~。










火曜日, 10月 20, 2009

40~50

石田衣良氏の「40~」を読み終えた。
なかなか面白かった。
人生の折り返し地点とも言える40歳で、何かを始めたさまざまな男女の物語。
主人公が会社を辞めて40歳で始めた仕事のお客としてさまざまな男女が織り成す人間物語。
主人公の冷めた夫婦関係を軸に、男女の恋愛物語、引きこもりの男性やフリーターから独立した男の物語などなど・・・。

40歳かぁ・・・、私はもう40代も後半になってしまったから、40歳と言えばまだまだ若い気がするが、そんな私も39歳から40歳になった時には、超落ち込んだ記憶がある。

29歳から三十路になった時より、嫌な気がしたかも。
40歳って、すっかりおじさん、おばさんになった感じだもんね。
しわやたるみが目立ち始め、白髪も増え、体の肉質もブヨブヨ、女でもつむじのあたりがうすくなったりして、ほんともうショックは隠せない。

だけど、この年になって振り返ると40歳なんて、まだまだ若い・・・。
新しい事にチャレンジするのに決して遅くないと思う年齢だ。
私も40歳ではなく42歳だったけど、水彩画を描き始め、つつましいながら個展を開いたりして・・・。
もちろん、今後もこつこつと絵を描きためて、個展を開いていきたいと思っている。

新たにチャレンジする勇気と継続は力なり・・・があれば大丈夫!

40代に入るとすご~く死が身近になるというか老後が超気になってくるというか・・・。
今まで漠然としていたものが、急にリアルに迫ってくる。
私はいったいいくつまで生きるのだろうか?とか、比較的遅く産んだ娘の成長をいったいいくつまで見ていられるのかとか、私の老後は幸せなのだろうか?とかとかとか・・・。

あと数年で50代に突入する私。
恐ろしい~~~。
どんどん鏡の中の自分が老けていく。
あー、怖いよぉ~。
どうしよう~。。。

でも、でも、先があるかないかわからないこそ、毎日毎日を精一杯生きなきゃー。
だらだらしてたらもったいない。
一日一日を有意義にすごさなきゃ・・・だね。
50代になってもがんばるぞー。
そう、勇気付けられる「40~」なのでした。

日曜日, 10月 18, 2009

40

10日ぶりのブログ。
さぁ、書こうと思うと、だんなが何かしら使っているから、結局は書かないままに・・・。
その上、パソコンの調子がこのところ悪く、もう限界なのかなー?って感じ。
テレビもまだ買ってないし、パソコンも買い換えなくちゃならないかもしれないし、困ったなー。。。

「読書の秋」とはよく言ったもので、この時期はほんとに本が読みたくなる。
とは言え、新刊はもちろんの事、文庫本でさえそれなりのお値段がするので、このご時世、一回しか読まないものにお金をそんなにかけるわけにはいかない。
って事で、近頃はもっぱら、図書館で借りる事にしている。
めぼしいものを予約しておき、図書館から連絡があったら、取りに行く。
ただ当然なのだけれど・・・、新刊に近ければ近いほど、予約者が多くてなかなか借りられない。
まぁ、のんびり待つ事にしよう。

で、そんなに新しくないものですぐに借りられた本、石田衣良氏の「40:フォーティ翼ふたたび」を今読んでいる。
ここんとこずっと角田光代さんのばかり読んでいたので、他に誰か・・・と思っていた。
石田衣良氏はTVで何度か見た事があり、同年代でもあるので何となく気になってはいた作家でもあり、本屋でちらっと立ち読みをしてみると面白そうな予感がする。
小説って、作家の文章との相性があるからねー。

そして、今、「40」を読んでいる。
面白い。。。
あと少しで読み終わるから、その話はまた次回にしよう。

今日はすがすがしいお天気、まさに秋晴れだ。
楽しい日曜日になるかなー・・・。




木曜日, 10月 08, 2009

~台風18号日本列島縦断~

台風が日本を襲った。

今日は仕事がお休みだったので、ちょっとラッキーだったかな?
九州出身者としてはこの程度かぁーという気もするけど、まぁ、それなりに雨も風も強かった。
その上、マンションにいるとあまり風の影響も感じない。
一軒家だと大変だろうなー!

かつて、九州に住んでいた頃は、突風で出窓のガラスが割れたりしたものだ。
小学校低学年頃まではよく、急な坂道の一番上に両手を広げて仁王立ちして、メアリーポピンズみたいに空を飛べないかなーなんて台風の風を楽しんだりしてた。
今思えば、ちょっと危険だったかな?
ほんとに飛ばされたりしてたら大変だった。

今現在の東京は、すっかり晴天となり、風が強いだけとなった。
ここ数日雨続きで、洗濯物はずっと部屋干しだったので、お昼近くになって、ベランダに干してみたのだけど、風に激しく揺れる洗濯物がちょっと心配。
さっき、デニムが風にあおられて、物干し竿の片方が外れて、斜めになってた。
今はどうにか平気そうだけど、大丈夫かな。。。

今後また、台風は来るのかしら?
そう言えば、誰かに聞いた話だけど、珊瑚が生きていく上で、台風は欠かせないのだとか。
台風によって、海がかき混ぜられる事が良いらしい。

台風は、人間にとっては迷惑だけど、自然には何か良い作用もあるんだろうね。

地球の温暖化の影響によって、台風の規模が大きくなってきたとか。
地球人として、世界規模で、もっと真剣にこの地球の事を考えないと!と思う今日この頃なのでした。。。