土曜日, 2月 04, 2006

蛍光灯

今どきの子供なんて、きっと知らないだろうし、若い人も知らないだろうなあ。今は、スイッチ付ければすぐに電気とか付くけど、一昔前は、スイッチをONにしても、電気の紐を引っ張っても、その付き方たるや瞬時にパッと付くわけではなくて、ボニョ、ニョ、ニョ、ニョ、ニョ、ニョン~~~なんて、パカッっと付くまで、すごーく間があったわけ。
そして、私が自分の親に常日頃、言われてのが、「あんたは、蛍光灯。」って言葉。自分でもほんと納得するほど私にぴったり・・・。例えば、皮肉を言われたり、悪口を言われても私の場合、気づくのがすごく遅くて・・・。かなり後になって、じわり、じわりとその意味が伝わってきて、「あれって、もしかして、皮肉~?」とか、「もしかして、私への悪口ぃ~~~。」なぁんて。もう、今さら、遅いっちゅうのぉ・・・。だから、結局、いつも、いつも、その場で言い返すなんて時期を失っっちゃって、ストレスがたまるだけって感じで・・・。
やっぱ、私って、相当、頭の回転が悪いんじゃないかなあ。記憶力も当然、極端に悪いんだと思うけど、人一倍、記憶が脳にとどまってる時間が少ない気がする。だからこそ、何かやらなければならない事が発生した場合、即座にやっとかないと、それをある程度過ぎると脳から完全に排除されてしまうというか何というか・・・。だから、ちょっと過去のことをとっさにたずねられると、その瞬間はほんと、記憶喪失状態。
この年になると、そんな自分が痴呆症?今は認知症って言うんだっけ、そうなりそうで、ちと、コワイ。そうなっちゃったら、自分ではきっと気づかないから、だんなとか子供が困るのかな?知人に聞いたけど、認知症って、不思議な事に一番大切な人から記憶がなくなるらしくて、看病する側にとっては、ほんと厄介らしい。それに、圧倒的にそうなる人って、女性が多いみたいで、身につまされるなあ。私がもし、そうなっちゃったら、みんな困るよねえ。