火曜日, 11月 25, 2008

小さなハッピー

外に出るなり、さぶっ・・・、今日もパートかぁ^~っなんて、思いつつ,自分の耳の穴のサイズに今一、イヤホンが合ってない事にいらだちながら、ipodのイヤホンを手袋をしたままの手でぐりぐり動かしていたら・・・。

あっ・・・。
つけてた片方のイヤリングが路上にポロリ。

えーっ、少し前に買ったばかりのイヤリング。
私って、いつもいつも、片方のイヤリングをどこかに落として失くしてばかりなので、できる限り安物を買う事にしているのだけど。
我が家には安物の片方だけのイヤリングがいっぱい。

そういえば・・・。
十代の頃、バイトしてた雑貨屋さんで売ってたホッチキスみたいにバチンと自分であけるインスタントピアスを買ってあけたばかりの頃、まだ、着けなれないせいかしょっちゅう髪の毛をかきあげた時にひっかかって片側のピアスが路上にとんで、探してばかりいたっけ。
いつだかは、コンタクトレンズを落としたのかと勘違いされ、たくさんの人が探してくれたりした事も・・・。
なかなかピアスを落としたんだって言い出せなかった事もあったなー。

せっかくあけたピアスも結局は体質に合わなかったみたいで、いつも、じゅくじゅくしてたので、数年でつけるのをやめたけれど、今だに完全にはふさがっていないようだ。
時々、穴のあたりがコリッとするので、押さえると、白い脂肪のようなものが出てくる。
もうかれこれ三十年近いというのに・・・。

話は、戻るけど・・・。

「まただよ。」
そう思いながら、道路を探すも、枯葉がいっぱいの上、太陽の反射で、どこに落ちてるかちっとも見つけられない。
下を向いたまま、しばらくの間、そこら辺をウロウロしてたら、
「何か、落とした?」との声がして、探してくれそうな気配・・・。
見ると、知り合いのママともだったのだけど、たいした額のイヤリングでもないし、仕事にも遅れられないとの思いから、あきらめる事にして、
「イヤリング落としたんだけど、安物だし、良いや。ありがとう。じゃあね~。」と言って仕事先に急いで向かった。

安いとはいえ、買ったばかりだったし、気に入ってたイヤリングだったから、仕事に向かってる間中、仕事の最中、ずっと後悔、後悔。。。
帰り道に探そうにも、帰る頃にはもう道は真っ暗で、無理に決まってるし、明日はお休みだから、明日、探してみようかなー・・・。
なんて思いながらも一応その道を通ってみる事にした。

そして、その道に着いたら・・・。
車のヘッドライトに照らされて、シルバーの小さなわっかがピカッ・・・。
「あったーぁぁぁぁぁ~~~。」

まさか、見つけられるなんて思ってなかっただけにほんとにめっちゃ、超、嬉しかった今日この頃なのでありました。

「良かった~。小さなシ・ア・ワ・セ、感じる~~~。」なのでありました。
ほんとに、ほんとに、良かったー。