日曜日, 2月 27, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.8

やったぁー!
ついにヘルパー2級講座の8回目を無事終える事ができた。
講座はこれで終了なのだぁー。。。

最初の頃はずいぶん先の事の様に思えたものだけど、終わってみればあっという間だった。

クラスのみんなともわきあいあいで、とてもフレンドリーな空気の中で楽しくできた・・・。
そして、講座6回目あたりで、打ち上げをしようとの意見が出て、最終日に実際にスクールの近くの天狗で打ち上げもできた。

私も含め、全員が、
「こんなに仲良くなれるとは思わなかったね。」と口々に言い合い、講師の方々の話などで超盛り上がったのだった。

あとは、実習を終えられれば、やっと2級の資格が取れるのだけど・・・。

その実習とやらが問題だ・・・。
少しでも遅刻したり、忘れ物があったり、問題行動があれば、
「お帰り下さい。」と言われ、実習は中断されるとの事。。。

「こわ~い。。。」
「どうする?お帰り下さい。って言われたら・・・。」
私と同様、みんな不安でいっぱいそう。

でも、それさえ終われば・・・。

でも、でも、無事に資格がとれたとして、ヘルパーの仕事を実際にする事になったら、もっと緊張しちゃう
わけで・・・。

ほとんどが30代の方々なのだけれど、おばさんの私も仲間に入れてくれて、良かったなぁー。

「実習が終わったらみんなでまた報告会しよう。」と別れた私達・・・。

ヘルパーの資格をとっても介護のお仕事をしない人達がすごく多いとか・・・。
私達はどうなのかなー?
介護のお仕事に関わっていくのかなー?

日曜日, 2月 20, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.7

ヘルパー2級講座、とうとう7回目。

午前中は今回が初めてとなる講師の講義を少しと全身清拭&足浴の実技を学んだ。
(初めての講師のせいか・・・、やけに早口で・・・、少し戸惑った。。。)

浴衣を着た左麻痺の方の全身清拭という設定で、ペアで、それぞれ利用者とヘルパーになって交互に全身清拭をし合う。(実際に拭き合うのは手だけ。)

必要な物品の準備をしたら、利用者に全身清拭をする事、のどが渇いていないかトイレはどうかなど声かけをし、先ずは枕をずらし浴衣のひもをそっとはずしたら、バスタオルを利用しながら浴衣をそれぞれ開き、バスタオルを仰臥位の体にかけた状態で、健側を脱がせ、患側の袖を肩からはずしてずらしながらヘルパーが脱がせたら、おしぼりの準備をする。

おしぼり用の熱めのお湯でおしぼりを何本か作り、冷めない様にレジ袋に入れてベッドまで持参したら、最初に顔を拭き、その後、手から足に向かってマッサージもしながら拭いていく。(足を拭く時は膝を立ててもらう。)
拭き忘れがちなのが、顔だと小鼻のまわり、手や足だと指の間や関節の裏などで、注意すべき事はプライバシー保持のためバスタオルをずらす度に別のタオルで隠しながら拭く事とおしぼりで拭いた後はこまめに渇いたタオルで拭いていく事だ。

次に側臥位にして背中やおしりなど拭いたら、手早く新しい浴衣の片側の袖を通してかけたら、浴衣の中心線を意識しながら反対側の浴衣を体の下にもぐらせ、反対側にまた側臥位になってもらい、脱がせた浴衣をまるめて取り去り、新しい浴衣を片方に着せていく。(中心線を意識・・・。)

その後、仰臥位に戻して浴衣を襟から整えてひもを結び、背中やおしり部分にしわが寄らないように両サイドに浴衣を引っ張り、足元からも引っ張ったりしながら、着心地が悪くないか十分に気をつける。(しわが寄ったまま寝ていると蓐瘡の原因となる事もある。)
いやぁ~、しかし、かなりの重労働・・・。(腰が痛いっっっ。)

足浴の方は、椅子の手前にビニールを敷き、足元手前側にバスタオルを置いて、足浴用の適温で作ったお湯を入れたバケツとフェイスタオル、軍手を準備する。

ヘルパーの聞き手側に軍手をはめ、軍手をはめていない手で皮膚の状態を確かめながら、足の甲から足の裏やかかとを洗い、軍手を取って足首やふくらはぎにお湯をかけながらマッサージをする。
あとは拭きながらズボンをおろしつつ、足先まで拭いて足浴は終了・・・。

お昼休みには同行訪問する実習先選びと就労相談会があった。

思いの外実習日程が早い。(第1回目の時、実習日は4月頃になるかもと聞いていたのでちょっとびっくりだ。これだと全5回の実習が3月の半ばまでに終わってしまう。)

それぞれ個別に就労相談があったが、希望していたデイケアは運転免許に加え2種免許が必要で無理で、施設は週3日以上勤務可能者のみなので、今の職場を辞めてまで就労する勇気もないから、結局、在宅訪問ヘルパーとして働くしかない事になる。(仕方ないかっ???)

午後は、デイケアや施設なんかで行われるレクレーションを班毎に何案か考えた後、それぞれの案を実践した。思ったより盛り上がり、結構楽しかったが、講師によるとNGとの事・・・。(配置がどうとか言ってたけど、生徒数が足りないのでしょうがないとの事だった。)

残り時間、1時間ほどで、アルツハイマー型認知症の方のビデオを鑑賞し、その感想などみんなで話し合い、この回は終わりとなった。

講座もあと1回・・・。
そして、5日間の実習・・・。(無事こなせるか・・・?ドキドキだ。。。)

それが終わったら、やっとというかついにヘルパー2級の取得となる。
そうしたら、少しづつ・・・、実際にヘルパーとして働こうかと今は思っているけど・・・。
どうかな・・・?
どうなるかな?


日曜日, 2月 13, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.6

ヘルパー2級講座、6回目・・・。

今回は、午前の部が洗髪介助と入浴介助、午後は排泄介助のおむつ交換の実技が中心だった。

洗髪介助では、ベッド上に寝ている方の洗髪の仕方を学んだ。
45ℓのごみ袋の中に対角線状に折りくるくる巻いたバスタオルをUの字型に入れた物に首を置いてもらい、下のバケツに汚水が流れるような道筋を作って、ペットボトルなどに作った適温のお湯で洗っていく。
いつも通りペアになって、洗われる側と洗う側両方を体験した。
手早く上手に洗ってくれるととっても気持の良いものだと思うが、そうでない場合は頭が冷えたりして不快かも・・・。
必要な物の準備万端さが肝心だし、寒い冬などは特にお湯も冷めやすいし注意しなくちゃだわ。

おむつ交換では実際に大人用おむつをつけて、交換される側を体験・・・。
当然ズボンの上からではあるけど、やっぱりかなり恥ずかしいものだし、気持も悪いと思う。
できるだけトイレで用はたしたいものだとつくづく思った。

一応、子供は二人育てているから、おむつの交換にそれほど抵抗はないものの、子供と違って大人だとどうなのだろうか?

長期、短期の入院経験があるから、おむつをつけた事もあるし、ベッド上で差し込み型便器で用を足した事もあるので、換えてもらう側の気持も痛いほどわかる。

恥ずかしさや情けなさや申し訳なさ・・・。
なかなか出せなかったり、何度も出そうになるのを必死で我慢したり・・・。

そういう事がわかっていたとしてもおそらく匂いや世話の大変さに辟易するかもしれない。

身体介護・・・、ほんと体験すればするほど、大変なお仕事だと思う。





水曜日, 2月 09, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.5

ヘルパー2級講座もこれで5回目・・・、後半戦に入った。

先ずは、毎度の様にベッドメーキングの練習を手始めに、午前中はぎっしりとテキストに沿った講師による講義、そして午後は、二人ペアになり、車いすと杖の介助の仕方など学んだ。

初回の終わりごろから生徒同士が打ち解け初め、回を重ねるにつれ、だんだんと親しく話すようになってきた。

講師の先生が杖の歩行介助の解説の際、
お年寄りが杖をつく時には杖、片足づつをそれぞれ順に出して三回で前に進むのが普通だが、街中では杖と片足を同時に出し次にもう片足を出して二回で歩く方もよく見かけるとのお話があった。

その後の杖の介助の練習の際に、自分で杖をついてみて、
「先生がさっき言ってたように二回で歩くの、確かに結構歩きやすいかも~。」何気に言った私に対し、
「私は優等生だから、二回で歩く歩き方なんておすすめできないな。」ペアを組んでた女性がぽつりと言った。
「・・・?」(別にすすめるつもりもないし、ふとそう思っただけなんだけどなー?)


人間ってやっぱ、回を重ねて会うごとに、相手のあらが見えてくるもの。

介護する相手とも多分相性ってあるはず。
そう考えると介護するお仕事って、介護技術以上に介護される側との相性がとっても重要なのかも。
相性があわなかったらほんと最悪かもなー。

どんなお仕事も結局のところ、一番大切なのって人間関係なんだよねー。

今の仕事もまる4年になるけど、続いてるのはやっぱ人間関係に特に何の問題もないから・・・だもん。
気が合う相手でさえもちょっとした事でカチンときたりする事もあるものだから・・・。
あまり深く考えない事が一番かっ?

さぁー、あと講座は3回。
次回もがんばらなくっちゃだわ。。。













水曜日, 2月 02, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.4

ヘルパー2級講座、4回目・・・、講座は半ばにさしかかった。

その日はだんなが教室まで車で送ってくれると言うので、お言葉に甘え送ってもらったおかげでいつもより少し早く着いた。
まだ誰もいない教室へ入るなり、前面のホワイトボードに「ベッドメイキング=シーツ交換の練習をして下さい。」との文字が目に付いたのだけど、果たしてそれって、私達に言ってるのか・・・?、消し忘れたものなのか・・・?

「どんどん、ベッドメイキングの練習をして下さいよ。」と大声で言いながら講師が入って来たので、
「やっぱり、私達にだったんだね。」と、生徒同士、小声で言いあいつつそそくさと練習を始めた。

全員がその練習を終えると矢継ぎ早にテキストのお勉強が始まり、11時頃になると視力障害者への食事介助の実技が始まった。
それぞれペアになってアイマスクなどして視力障害者になる側と介護者側の立場を交互に体験しながらの介助の練習だったり、ベッド上にいる方への食事介助の練習である。

午後は、歯専用のスポンジブラシやそれぞれ持参した歯ブラシで、お互いの歯を磨き合ったり、片麻痺のある方のベッド上での歯磨きの介助を一人一人順番に練習していく。

講師の方によれば・・・、お年寄りのお食事って相当遅いらしく・・・、一人で何人も担当していると限られた時間の中で、数人もこなすというのはほんとに大変らしい。
一人一人にじっくり時間をかけてお食事をして欲しいと思いつつもどうしても焦ってしまうとの事だった。

施設にしろ、在宅にしろ、やっぱ、介護って、つくづく大変なんだと思う。

その日は、レポート1~4までを提出している者に限り、実習5日のうちの3日分の日程を申し込める事になっていて、しかも、平日にお休みが取りにくい我々のために土日中心の日程を組んでくれていたので、さっそく私は3月前半の週末に予定を入れ込んだ。

1回目の講座の時の話では、実習は4月頃かもとの事だったので、実習に必要な胸部レントゲンの診断書は、3月初めに健診が行われ、終わりごろには診断書がもらえる仕事先の物で間に合うかと思っていたが、実習が3月の前半では到底間に合わない。

そこで、今日、近くの医院で、レントゲンをとり、レントゲン料2100円と診断書代3000円を実費で払い、
検便に必要な小為替800円分を購入し手数料として200円を郵便局に支払って、間に合わせる事になったけど・・・、資格とるのもお金がかかるのねぇ~。。。

これから高齢者はどんどん増え続け、介護者はどんどん足りなくなるのは目に見えているのに、もっとそこんとこの経費などなど国が負担すべきではなかろうか・・・?

講座は、あと4回・・・、あと半分かぁ。。。