水曜日, 5月 18, 2011

クレーム地獄

いやぁー、今日は初夏らしいとっても良い天気・・・。
今日は仕事がお休みだし、ほっとするぅー。

接客販売業の宿命だと思うけど、このところ職場では、理不尽なクレームが続き、超大変だった。

小さなクレームは日常茶飯事ではあるけれど、時々どっかんと大きなクレームが起きる。

最近の大きいクレームは、うちの前課長が電話で受けたもの。
希望色のブルゾンが欲しいとお客に言われ、
お客の希望の色の商品はないが、それに近い色のものならあるにはあるものの、実際にお客様の目で見てもらわないと何とも言えないなどと答えたと言う前課長・・・。

来店したそのお客は、取り置きしていたその希望色に近いという商品を見るなり、
「あいつは、色盲か?」と超大声で何度も連呼し、大興奮状態となり、その時ちょうど新課長との引継ぎで、売場にいなかった前課長を出せと超怒鳴りまくり、大変な事になり・・・。

その後、課長代理が希望色のブルゾンを他店やら取引のあるメーカーやらに問い合わせしまくり、ようやく¥980のものと¥7350のものを探し当て、そのお客に電話して週明けには来店するとの約束をとりつけたはずだったのだが・・・。

週が明けてもそのお客が来店しないので、次長が渋々電話すると自分の家の最寄りの駅まで来いと呼び出されるはめになり、駅近くの喫茶店でエロ話交えながらの超うざい説教をされまくり、帰ってきたのは8時過ぎだったとか・・・。

どうもそのクレーマー、クレームをつけちゃぁ、その喫茶店に担当者を呼び出して、喫茶店内で怒鳴りまくるその喫茶店にとっても超超迷惑な常習犯の客らしく・・・。
そして、さんざんクレームを付けまくったあげくの果てに、やはりというか予想通りというか¥980のペラッペラの安っちいブルゾンを買ったとの事。。。(まぁ、それまでもタダにしろと言わなかっただけ、ましと思わなきゃかっ?また、クレームを付けてこなきゃ良いけど・・・。)

もう一件は、しみだらけのさんざん履きまくった綿パンの片方のポケットのあたりが擦り切れたと電話で問い合わせてきたお客。

商品を確認したいのでと来店を促すとすぐに来店し、ぼそぼそとクレームを付けだした。
一見、穏やかな顔と口調のそのお客、1年しか履いていないのにこんなに片方だけ擦り切れるのはおかしいとちくりちくり・・・。

翌日、課長代理が改めてそのお客に電話し、擦り切れ部分を店責として無料で補正するという対処しかできない旨を伝えると、同じ商品かもしくはそのパンツと同額程度の商品と交換するのが当然じゃないかと図々しくものたまうそのお客だったが・・・、数日後来店し、思いの外出来の良いその補正を見て、やっとあきらめた御様子。
老眼だからよく見えないなどとぶつぶつうるさいので、「老眼鏡ならありますよ。お貸ししましょうか?」と私が言うと、「良いよ、良いよ。」とパンツを奪い取るようにして足早に帰って行った。(やれ、やれ・・・。また来なきゃ良いけどな・・・。)

あ~ぁ、クレーマーはほんと嫌なのじゃ・・・。
結局、どのクレーマーもタイプは違うけど、せこいやつばかりなのであった。