週末の朝、9時半きっかりにチャンネルを「王様のブランチ」に合わせる。
娘と楽しみにしている小説の紹介コーナーが始まるからだ。
番組の中で紹介された小説はだいたい気になって、本屋に行くと必ず手にとってしまう。
「リカーシブル」もそんな一冊だ。
作者は米澤穂信氏で、2年ぶりの待望のミステリー長編だと帯に書かれていた。
娘も欲しいと言うので思い切って買い、娘より先にここ数日間で読み切った。
はっきり言って・・・、期待していたほどではなかったかな?
もう少し、最後に補足みたいなものが欲しかった・・・。
あんな出来事があったその翌日、学校ではどうだったのか・・・。
父親は結局いなくなったままなのか・・・。
母親と弟とはどうなったのか・・・。
タマナヒメ事件はいったいその後どうなったのか・・・。
とか、とか、とか・・・。
まぁ、主人公が中学一年生だからしょうがないのかなー?
私がすっかりおばさんだから仕方がないのかなー?
でも、つまんなかったってわけでもないけど・・・。
次は、「夜行観覧車」を読んでみようかな?