土曜日, 6月 06, 2009

村上春樹氏にはまりそうな予感!

誰でもそうだと思うけど、一人の作家の作品が気に入ると何冊も読んでみたくなる。

かつて、高校生のころ、司馬遼太郎氏の坂本龍馬を題材にした小説を薦められて、すべて読破し超感激したのを覚えている。
にわか龍馬ファン、にわか明治維新フリークとなったものだ。
その後、司馬先生の時代小説を何冊も続けて購入し、読みふけった。
確か最後に気に入って読んだのは、「人斬りい蔵」だったっけ?
その次に捕り物系の上下巻を買ったのだが、とってもつまらなくて、なかなか読み進める事ができず断念。それからは一切、司馬先生の作品は読んでいない。

赤川次郎にもはまった事がある。
読みやすく、当時、登場人物と同世代だったせいか、主人公になった気分で、次から次へと読んだものだけど、だんだん飽きて読まなくなった。

スティーブン・キングも人に薦められて読んだけど、すごい作家だと思う。
「キャリー」なんて、映画だとただのオカルトチックなお話だけど、小説はとっても面白いし、哀しい。
こちらも何冊か読んで、それ以来読んでいない。

前にも書いたけど、少し前、角田光代さんにはまり、一冊買ったのを皮切りに、図書館で次々と今までの作品を借りて読んだが、ほどなく、やっぱり飽きちゃって、もう読んでいない。
でも、新刊「くまちゃん」ってのが最近出たらしいので、読んでみようかとも思っている。

そして、村上春樹氏の「1Q84」だったっけか・・・?確かそんな題名の小説が、出版前から予約が殺到しているとの話題をTVで観て、俄然、興味が沸いた。
村上春樹氏と言えば、「ノルウェーの森」が有名なのだけど、読んでみたいとは思いつつ、何だか難しそうで手が出ていなかった。
で、さっそく、図書館に行き、村上氏のコーナーを見てみた。
誰かが借りてしまったのか、村上氏の小説らしきものはほとんど見当たらず、残っているわずかなものの中から、とりあえず2冊をピックアップして、借りてみた。
文章がやたら難解かもーとか面白くないかもーとか、いろいろ思い描きながら、おそるおそる読んでみる。
「えーっ?読みやすいじゃん。私でも全然読めちゃう。っていうか、すっごく、読めちゃうよー。」

どんどん読めちゃって、あっという間に半分以上読めちゃった。

これからしばらくは、村上春樹氏にはまりそう~~~~~!!!