火曜日, 11月 06, 2012

こんなはずじゃぁ・・・。

朝からず~っと雨。
どよ~んとしている。
気持も何だかめげる感じ。
まだ、火曜日だと言うのに週末かと思えるくらい体が疲れている気がする。
でも不思議とじめっとはしていないかな?

今日も相変わらず職場では、叫ぶ人、怒鳴る人、すすり泣く人、意識は無いけれどアラーム音が鳴り響いている人などが、たくさんの管につながれてベッドに横たわっていた。

私も胆のう炎になった時、集中治療室にお世話になった経験があるが、ほんとにつらいものだった。
身動きがとれないから腰は痛いし、水さえも口にできずのどはカラカラで、看護師さんが自分の視野からいなくなるとこのまま一人だけ放置されるのではないかと不安で不安でたまらなかったっけ。

トイレにしてもベッドの上で済ませなければならず、大きい方は差し込み型便器でするわけだけど、仰向けのままだから出したいのになかなか出せず、ほんとに情けない気持ちでいっぱいだった。

今日の帰り際に、「ありがとうございました。」と深々と挨拶しながら帰る女性がいた・・・。
一瞬、患者さんのご家族かと思ったら、退院のために私服に着替えた患者さんご本人だった。
浴衣を着て朦朧とした表情で横たわっていたかつての姿からはとてもじゃないけど想像がつかない光景だった。
あんな風に元気になってここから直接退院して行かれる方はごく少数だから、ちょっとした驚きだった。

私も入院していた時、毎度毎度高熱が出て超具合が悪かった時は「もう死んでも良い。」とかって思ったりもしたけれど、良くなって元気になってくると、「生きてて良かった。」とつくづく安堵したのを覚えている。

それにしても、この年になると、だんだん老化の足音が大きくなってきて、どんどん死神が近づいてくる様で、あと何年生きられるのかと思うとなんだかぞっとする。

高齢になっても元気でいられれば良いけれど・・・。

自殺未遂の原因についてなのか?、今の状態の治療費の事についてなのかはわからないが、救急で運ばれてきた初老の女性にソーシャルワーカーが、
「お金がなくて不安なんですね。」とかと何度も聞いているのを耳にして、超貧乏な我が家ももし今誰かが重病とかで入院なんて事になったらお金はどうするんだろうとかって超超身につまされる思いで情けないやら、恐ろしいやら・・・。

あ~ぁ、こんなはずじゃぁなかったんだけどなー。
もちっと、小金持ちの予定だったんだけどなー。

働けど、働けど、いつまでも暮らし楽にならず・・・なのじゃぁー!!!