土曜日, 6月 16, 2012

看護助手と言う名のみじめなおばさんなのだぁ!

看護助手という仕事・・・。

そもそも介護ヘルパー2級の資格を取ろうと思い立ち、去年の1月から通学し、予定ではすべてがその3月に終わる予定だったのに、実習があと少しで終了すると言う時にあの大地震が起きて、思いの外長引いた・・・。
その夏ごろから介護系の仕事を探し、何度か面接を受けたが、未経験だと言う事と車の免許がない事でなかなか見つからず・・・。
で、たまたまだんながネットで見つけた看護助手という求人に応募し、面接にこぎつけたのが年末で、内定したのが今年の1月だか2月・・・。

それがどんな仕事か全くわからなかったけど、未経験でも良いという事、自宅から超近く、時給も結構良く、社会保険に厚生年金などなどもちゃんとしており・・・、そして何より大手病院だと言う事でお気楽に面接を受けたらすんなり受かり、4月から非常勤の助手として働き始めたものの・・・。

確かに部署によって、助手の仕事内容は違うようで、一概には言えない様だけど・・・。

私の配属された救急救命センターとONCUと言うところでの助手の仕事はひたすら環境整備ばかり・・・、要はゴミ捨てと消毒布でのお掃除とベッドメイキングが中心だ。

時々患者さんの検査やレントゲンの時に車椅子やストレッチャーで移送したりするけど、それもごくたまで、重傷な患者さんが多いからそんな時もほとんど会話もなく、ただ静かに運ぶだけだし、他の病棟に転棟する患者さんたちのベッドメイキングも数が多くて忙しくてもまだそれで気持ちも紛れるのだが、数が少ない時はその作業を暇してる看護師さんたちと私とで無言の取り合い・・・。

面接が同じだった人で、私より3カ月前に助手になった若く美しい元介護士だったと言う女性は、患者さんを車椅子に乗せて、リハビリ棟へひたすら移送する仕事らしいのだけど、行ったり来たりで体は疲れるが、雑用はほとんどなく、「ここで良かった。」と本人は言っていた。
その彼女は働き始めて6カ月、今のところ特に不満はなさそうだ。(うらやましいのだ!)

昨日など、うちの病棟は全体的に超暇で・・・。
案の定、師長からピッチが鳴り・・・。
一件目は、「これ、持ってって。」という修理依頼書を管理棟にある庶務へ届けると言ういわゆるお使い。
二件目は、患者さんのご家族が座る座面以外が木製で出来ている古びた椅子の木製部分に付着した血液や汚れをピューラックスという液体でふき取れというご指示だった。

あーぁ、ひたすら医療廃棄物やら薬剤の使い終わったビニール類の燃えないゴミ、燃えるゴミなどのゴミ捨てに消毒という名のふき掃除ばかり。(うんざりなのだー。)

即刻辞めてしまいたいけれど、私のわずかなパート代でも入らなくなると超困る我が家。
バブル時代のあの収入はどこへ行ってしまったんだろう・・・。
デザインや飾りつけをやっていた頃のリッチでおしゃれなお仕事だったはずの私のプライドはずたずただ!!!
次が決まってからでないと安易に辞められないと言う悲しい我が家の経済状況。
娘はまだ中学生だし、息子は来年、大学受験・・・。
もう少しの我慢、我慢・・・だと思いつつ必死に自分をなだめる毎日だけど、毎日、毎日、ため息ばかり~~~。