土曜日, 8月 21, 2010

芸術は爆発だぁー!

あ~、暑い!
昨日、おとといは久々に少し暑さも和らいだけど、今日はまた暑く、明日からしばらく残暑が続くそう・・・。

私の五日間の夏休みも明日で終わり・・・。
毎度の事だけど、旅行に行くわけでもなく、さびしい夏休み・・・。

「あ~ぁ、どっか、旅に行きたいなぁー。」といつも思うのだけど、荷造りしたり、帰って来てからの大量の洗濯を考えるとぞっとする感もあり、めんどくさい気がしてくる。

そんな中、川崎にある岡本太郎氏の美術館に行って来た。

岡本太郎と言えば・・・、
「芸術は、爆発だぁー!」とか「グラスの底に顔があったって良いじゃないか!!」なんて、昭和時代のCMで超有名になった、一風変わった芸術家のおじさん。
若い世代だと大阪万博のシンボルで、太陽の塔を作った芸術家って言えば知ってるかな?

そもそも、息子の美術の宿題で何かしらの美術館に行かなければならなかったからだけど、想像以上に素晴らしかった。

青山にも岡本氏のアトリエ兼小さな美術館があるけれど、そことは比べ物にならない。
岡本氏の作品がたっぷりんこ。

もちろん絵画あり、彫刻物あり、オブジェあり、陶器あり、写真あり・・・。
「こんなにもいろいろな物を作ってたんだぁー。」と、びっくり・・・。
「やっぱ、岡本太郎って天才だったんだなー。」

絵画も立体的作品もすべてが、超ド迫力。
滑稽さや時にはかわいらしさもあったりおちゃめなものもある。
何にもとらわれたくないという自由さと何かを訴えかけてくる岡本氏の意志の強さに圧倒される。

民俗学にも興味があったらしく、日本の地方のさまざまな儀式や祭りなどの写真やビデオも精力的に撮っていた様で、日本にとって、貴重な資料でもあると思う。

くそ暑いさなかに行ったので、涼しい時期にまた行ってみたいと思わせるなかなか良い美術館だった。