木曜日, 4月 19, 2012

洗濯と選択

今週三日間お休みしていた4月いっぱいまでの先輩助手さん、今日も来ないかなーと思っていたら、超顔色の悪い、具合悪そうな感じで出勤してきた。
小学校で流行っている胃腸炎に二人の子供が次々とかかり、ママにもうつった様だ。
昨日、白衣のポケットに名札プレートを入れたまま洗濯依頼をしてしまった看護師がいて、師長に、今後ポケットの中身をきちんと確認してもらわないと困ると超厳しい口調で叱られた話をその助手さんに話すと、
「えーっ、あの師長が・・・?珍しい。私はこの4年間一度も怒られた事ないよー。」と非常に驚いた様子だった。

きっとそんな事件も一度もなかったんだろうなー。
地下にいる選択業者に何かポケットに入っていなかったかと昨日聞いた段階では、「そんなのないよ。」と言っていた中国人らしき従業員だったが、今日になり、「あったよ。」と渡された看護師のネームプレート・・・、白衣と一緒に選択されてぐにゃりと曲がっている上、無残にも顔写真の部分がほとんどはがれていて最悪の状態だった。
やっぱ私、よく確認していなかったのね・・・。(反省なのだ!これから注意、注意!!!)

看護師に任されて、結核らしい患者の検査への車椅子搬送も彼女ったら、ベッドの方の酸素ボンベの管から車椅子の方に一人でしゃっしゃっと付け換え、CT室へ入っても車椅子の管をCTの方に手際良く付け替え取り付けていて、びっくりだった。
未経験で入ったと言う彼女、もともと器用でよく気が付くんだろうなー。。。

転棟する患者をホワイトボードで確認し、看護師が来る前にワゴンに荷物を乗せ、患者を車椅子へ座る様促し、すぐに転棟できる様準備をするところ、慣れなんだろうけど、とても手際が良い。

そんな姿を見るにつけ、5月から一人ぼっちだと思うと心細くとても寂しい。

4月いっぱいだから、来週までか・・・。
ほんの一か月の出会いだったけど、何だか別れるのがとってもつらい・・・。
なんでだろう?
年もずいぶん下なのに、たった一か月のお付き合いなのになー・・・。

仕事の帰り道に通る公園に遊ぶ子供をぼんやり見守る母親たちを見て、つくづく子供を産んで育てる事が母親にとって人生を左右する事なんだと考えさせられた。

子供を人任せにしないで、親の力も借りないで子育てをするという事は、仕事の第一線からはずれなければならないし、それまでのキャリアを捨てたくなくて親任せにし、仕事一筋だったりすると子供は必ず思春期以降に母親に逆襲をするもの・・・。
子供を産まないという選択もありだけれど、そうなると老後が心配だ。

いったいどれが幸せなんだろうなー?
まぁ、旦那の稼ぎが良ければ何の心配もないかっ。

人生は選択の連続だとよく言うけれど、もしかして旦那の選択が一番人生を変えるのかな?

これまで私、人生の選択をどれだけしてきたのだろうか・・・。

あの時、違う選択をしていたらどうなっていたのだろうかなんてよく思う。

選択によってどんだけ人生変わったかなー?
最終的には同じだったりするかしら?

もっと良い人生があっただろうか?
今の人生は幸せなのだろうか?
残り少なくなってきたこれからの人生はいったいどうなるんだろう?

考えれば考えるほど、人間の人生とか宿命とか運命とかって何なんだろうなー???