最近は漫画にも興味を持ちだして、漫画はちょっとどうかなー?って感じ。
そんな私も小学校の頃は漫画本ばかり読んでいたっけ?
私の時代は、主に漫画本を扱う貸し本屋さんがあって、買わなくてもかなり安い金額で借りられた。
いくらだったかなー?
もうすっかり忘れっちゃったけど、10円、20円の世界だったと思う。
今だったら、ブックオフに感覚的には近いかも。
ついこの間、ネットで試し読みをした漫画本の小説版が出ていると知った娘がその本を探しに本屋さんに行きたいと言うので、三茶あたりの本屋さんを何軒かをはしごした。
娘が欲しがっていた本は見つけられなかったのだが、娘につきあいついでにぶらぶらとしていてたまたま見つけた「文豪たちの手紙の奥義」っていう単行本。
昔の超有名な作家たちのラブレターとか借金依頼とかの手紙を紹介したものなのだけど、なかなか面白い。
手紙って、その書き手の人柄とかが結構読み取れる・・・。
それから、まぁ、何とも皆さん、情熱的というか何というか・・・。
ある作家なんて・・・、
もともとある三姉妹の長女の容姿と派手な性格が好みで結婚を迫ったものの断られ、性格的に地味だったのであまり好みとは言えないものの容姿的には美しいその次女と結婚し、長女に似て奔放だったまだ15歳の三女もめんどうを見てやるからと自宅に住まわせ、その三女とも深い関係を続けつつ、そのうち若い美しい編集者とも深いつきあいをし、最終的にはある上品な若く美しい人妻にぞっこんとなり、結局は自分の妻にするって言うようなやんちゃぶり。
妹にはちょっかい出すわ編集者にはちょっかい出すわの超女好きなだんなに耐え続ける妻に恋する親友の作家の手紙・・・。
人妻のだんなに、あなたの奥さんが欲しいとか何とかってひたすらお願いするようなびっくりするような手紙・・・。
借金のお願い、返済できないというお願いなどなど・・・、興味深い手紙ばかり・・・。
いやぁー、ほんとに、手紙とはいえ、どの文豪もさすが!の文章力・・・、素晴らしい!!
文豪たちにもその作品にも大いに興味がわいた。
中川 越 著の「文豪たちの手紙の奥義」
興味のある方は、是非読んではいかがかな???