日曜日, 2月 20, 2011

ヘルパー2級取得への道=Vol.7

ヘルパー2級講座、とうとう7回目。

午前中は今回が初めてとなる講師の講義を少しと全身清拭&足浴の実技を学んだ。
(初めての講師のせいか・・・、やけに早口で・・・、少し戸惑った。。。)

浴衣を着た左麻痺の方の全身清拭という設定で、ペアで、それぞれ利用者とヘルパーになって交互に全身清拭をし合う。(実際に拭き合うのは手だけ。)

必要な物品の準備をしたら、利用者に全身清拭をする事、のどが渇いていないかトイレはどうかなど声かけをし、先ずは枕をずらし浴衣のひもをそっとはずしたら、バスタオルを利用しながら浴衣をそれぞれ開き、バスタオルを仰臥位の体にかけた状態で、健側を脱がせ、患側の袖を肩からはずしてずらしながらヘルパーが脱がせたら、おしぼりの準備をする。

おしぼり用の熱めのお湯でおしぼりを何本か作り、冷めない様にレジ袋に入れてベッドまで持参したら、最初に顔を拭き、その後、手から足に向かってマッサージもしながら拭いていく。(足を拭く時は膝を立ててもらう。)
拭き忘れがちなのが、顔だと小鼻のまわり、手や足だと指の間や関節の裏などで、注意すべき事はプライバシー保持のためバスタオルをずらす度に別のタオルで隠しながら拭く事とおしぼりで拭いた後はこまめに渇いたタオルで拭いていく事だ。

次に側臥位にして背中やおしりなど拭いたら、手早く新しい浴衣の片側の袖を通してかけたら、浴衣の中心線を意識しながら反対側の浴衣を体の下にもぐらせ、反対側にまた側臥位になってもらい、脱がせた浴衣をまるめて取り去り、新しい浴衣を片方に着せていく。(中心線を意識・・・。)

その後、仰臥位に戻して浴衣を襟から整えてひもを結び、背中やおしり部分にしわが寄らないように両サイドに浴衣を引っ張り、足元からも引っ張ったりしながら、着心地が悪くないか十分に気をつける。(しわが寄ったまま寝ていると蓐瘡の原因となる事もある。)
いやぁ~、しかし、かなりの重労働・・・。(腰が痛いっっっ。)

足浴の方は、椅子の手前にビニールを敷き、足元手前側にバスタオルを置いて、足浴用の適温で作ったお湯を入れたバケツとフェイスタオル、軍手を準備する。

ヘルパーの聞き手側に軍手をはめ、軍手をはめていない手で皮膚の状態を確かめながら、足の甲から足の裏やかかとを洗い、軍手を取って足首やふくらはぎにお湯をかけながらマッサージをする。
あとは拭きながらズボンをおろしつつ、足先まで拭いて足浴は終了・・・。

お昼休みには同行訪問する実習先選びと就労相談会があった。

思いの外実習日程が早い。(第1回目の時、実習日は4月頃になるかもと聞いていたのでちょっとびっくりだ。これだと全5回の実習が3月の半ばまでに終わってしまう。)

それぞれ個別に就労相談があったが、希望していたデイケアは運転免許に加え2種免許が必要で無理で、施設は週3日以上勤務可能者のみなので、今の職場を辞めてまで就労する勇気もないから、結局、在宅訪問ヘルパーとして働くしかない事になる。(仕方ないかっ???)

午後は、デイケアや施設なんかで行われるレクレーションを班毎に何案か考えた後、それぞれの案を実践した。思ったより盛り上がり、結構楽しかったが、講師によるとNGとの事・・・。(配置がどうとか言ってたけど、生徒数が足りないのでしょうがないとの事だった。)

残り時間、1時間ほどで、アルツハイマー型認知症の方のビデオを鑑賞し、その感想などみんなで話し合い、この回は終わりとなった。

講座もあと1回・・・。
そして、5日間の実習・・・。(無事こなせるか・・・?ドキドキだ。。。)

それが終わったら、やっとというかついにヘルパー2級の取得となる。
そうしたら、少しづつ・・・、実際にヘルパーとして働こうかと今は思っているけど・・・。
どうかな・・・?
どうなるかな?