「あれっ、何読んでるの?」
単行本を読んでいる彼女に聞くと、
「<告白>ですよ。」と答える彼女に、
「私、それ、読みたかったんだぁー。でも、その先に<悪人>を先に買っちゃって・・・。良かったら、これと交換しない?そしたら、お互いに新たに買わなくて済むし・・・。」
と言うと、
「良いですねー。そうしましょ。」と彼女が快諾してくれて、さっそく借りて読んでみた。
すっかり、いじめのお話だとばかり・・・。
その問題も含まれてはいるけど・・・、実際読んでみると思ってたのとはだいぶ違った。。。
それぞれが告白していくのだけれど・・・、それがすべて真実なのか・・・?
どこかに嘘はないのか・・・?
最後・・・、ホッとした様なスッキリした様なドッキリした様な・・・。
たぶん、この内容って・・・、読んだその人の年代とか育児の有無とかでずいぶん感想が異なるのかもしれない。
私はまさに今思春期の息子がいるから、母として身につまされたし、このお話の中に出てくるそれぞれの母親たちの立場にも共感できる・・・。
今まで出会った息子の同級生の母たちにも姿が重なったり・・・。
読んだあとから、じわりじわり・・・と心に響いてくる。
映画はどうかな?
是非、観てみたい。。。