金曜日, 10月 21, 2016

悲しみと後悔の嵐

母が亡くなってから今日で12日目。
葬儀を終えて六日目。

少しづつ悲しみは収まりつつあるかと思ってもふと気付くと涙ぐんでいる。
母の姿を思い出しては涙ぐむ。
初老のご婦人を見ると母の姿が重なって泣けてくる。
やっぱりまだまだ悲しさは終わらない。

そして、さまざまな母への後悔の念が後から後から襲いかかって来る。

いつかこんな日が来るとは思っていたけど、こんなに突然やって来るとは思いもしなかった。

すでに高齢ではあったけど、病気らしい病気もしないで元気だったから。
本人もすごく健康には気を使っていたし・・・。

シルバー人材センターでの介護施設のお掃除の仕事も入院する二日までしていたらしいし。
ゴスペルの習いごとでは、もうすぐ発表会で、ソロで歌う箇所があったらしく、一生懸命練習していたとの事だったし。
童謡クラブでは仲良しがたくさんいて、いつもおしゃれして出掛けてたらしいし。

ただ、ちょっと、最近足がよたよたしてたけど。

最後の最後があまりにもかわいそう。
軽い気持ちで行った病院で、まさか激痛に苦しみながらそのまま死んでいくなんて・・・。
心の準備も何もなくのたうちまわりながら死んでいくなんて。

姉や妹に比べて母への距離が遠かった私。
二人きりになると沈黙が・・・。
何を話せば良いのか・・・。
だから、電話だともっと話す事はなく・・・。

「あんたが電話してくるのはいつもお金のいる時だけなんだから。」
そういつも言われてた。

入院する前までは幸せだった母。

今年の春だったか、私が母にとっていつが一番幸せだったのか尋ねた時、
「今が一番幸せたい。」と満足そうに言ってたのが思い出される。

もっともっと長生きできるはずだったのになー。