月曜日, 1月 25, 2010

この先はなかなか険しいのだったー!

朝、出勤して間もなく、
「今日、試験だよねー?どう?」なんて、隣の課の超優秀な、すでに最終の五段階目に挑んでいるパートさんが声をかけて来た。

「いやぁー、このマニュアル、分厚い上に超難しくて、ちんぷんかんぷんだよー、ぜんぜん無理・・・。」そう言うと、一瞬顔を曇らせた彼女が、驚いた様子で私に言った。

「ねぇ、もしかして、このマニュア違くない?私が間違ってなければだけど、たぶん違うと思う。三段階目の試験のマニュアルってもっと薄くて簡単なはずだよ。まだ間に合うから、早く副店長に電話して聞いてみな・・・。」

そう促され、慌てて、副店長の内戦電話にかけて聞いてみた。
「えっ?違う、違う。それじゃないよ。そんな難しいの読んでたの?」そう言って、慌てて、本来のうす~いマニュアルを持ってきた。
「ま、まじで~?」(絶句。。。)
「でも、これ、簡単だから、少し時間もらって読めばたぶん大丈夫だと思うよ。」

今日は思いの外、人員がいたので、お言葉に甘えて健康ルームなるお部屋でじっくり読ませていただき、結局、試験は簡単にクリアする事ができたのだけど・・・。

店長の面接が残っている。
40代半ばくらいのその店長、なかなかのやり手らしい。
誰もがたじたじになるとの事。
あ~あ、やっぱ、受けるのやめときゃぁ良かったかな?

四人中二番目の面接・・・。
時間が来ても中から店長と副店長の小さな話し声が聞こえてくる。
やむ気配もなく、入った方が良いのかしら?そう思い、
「コン、コン。」ドアを叩き中に入ると、
「ふつーは呼ばれてから入るんだけどなー。まぁ、良いや、ドアの前に立って、そこから始めましょう。」
(しまった。。。)

そして、そして、面接が始まった。
聞いていた通りかなりしつこい。
三段階目になったらどうしたいか、何ができるのか、何がしたいのか・・・。
なぜ、これを受けようと思ったのか・・・。
しどろもどろになりつつ、あやふやに答えても次から次へとつっこんで聞いてくる。

(なんで、これを受けようと思ったか?ってかー。)
(ぶっちゃけ。)「時給が上がるからですよ。それが一番に決まってるじゃないですか?」そう言うと、
「まぁ、そりゃぁそうですね。それが本音ですよね。」と、店長が苦笑いしながら言った。

売上げやら予算達成やら言った方が良いのかと思い、そんな事ばかり言っていたら、
「残念だなー。あなたからそんな事ばかり聞くとは思わなかったなー。もっと、接客やってて楽しいとか、お客様に買っていただいて嬉しいとか言ってくれると思ったんだけどなー?」

(なぬぅ・・・?あてがはずれたかー?)
「接客は基本ですから・・・・・。」
そう、負け惜しみを言いつつ顔をゆがめる私に、
「最後にぜひあなたに言っておきたい事があります。」と、何やら長々とこの企業はこれこれしかじかのこういう人材を求めているんだとかなんだとか、お説教。
次回、また、挑戦して下さいと言っているような・・・。

(まっ、良いや、もう、めんどくさっ。)
途中から、ほんとにここから逃げ去りたい気分を抑えつつ、
「ご指導お願いします。」とわけのわかんない事を言いつつ、深々とお辞儀をしてその会場を後にした。

たぶん、落ちたな。。。
でも、落ちた方が良いや。
たった、百円ぽっち、時給を上げてもらうためにここまで要求されるのは理不尽なのジャー。

ったく、もう~~~。

でも、これでひと段落。
また、絵に没頭しなくっちゃだわん。

今年は油絵を始めようかな?
何も描いてないキャンバスがある事だし・・・。

でも絵の具だとかいろいろ買わなくちゃだからなー。
また、お金がかかるなー。。。