金曜日, 6月 09, 2006

テンパーと眉毛とライオン丸!

関東地方が今日、ついに梅雨入りしたとか。
かなり前から梅雨っぽかった様な気もしてたけど、湿度の度合いがやっぱり違う。

室内でじっとしててもジットリ汗が・・・。
何だかじめっとしてるし。

私って髪の毛がテンパーだから、ものすごく梅雨に弱い。どんなにセットしようとも湿気でボサボサ、チリチリに・・・。そして、髪の量も多いせいか、ぼわっと大きくふくらんでしまう。あーっ、やな季節・・・。

高校の頃、ミッション系の女子高だった事もあり、結構いろいろ厳しくて、髪の毛チェックなんかもあった。
そのチェックとは、パーマではないかと疑いのかかった子の髪の毛に先生が水を少しかけるのだけど、私のようにテンパーの者の髪の毛の場合は、通常、くせがあったり、くるくるカールしてても水をかけるとのびた状態になり、パーマの場合は水に濡れるとより、くるくる、ちゅるちゅるとカールしてしまうから、すぐにばれちゃうってわけ。だから、いくら、私は生まれつきテンパーなのだと言い張ってもそれをやられると一目瞭然だった。

そうそう、眉毛チェックもあって・・・。
先生方いわく、非行は眉から始まるとかで、眉を細く整え始めると不良になるきざしだとでも思ってたみたい。まあ、いわゆる色気づいてきたって事なんだろうけどね。

そんなある日、眉を整えようと毛抜きで抜いてたら、つい調子に乗って抜きすぎちゃって、チンピラみたいにほそ~いほそ~い眉毛になっちゃって・・・。
翌日、前髪で必死に眉を隠してたんだけど、やっぱり、ばれたみたいで、職員室に呼び出されて、
「非行は眉からよ。その眉毛は何なの?あなただけは信じてるのよ。横道にそれちゃだめよ。」とか何とか言われて、ながながと説教をされるはめに・・・。
ただ、抜いただけなんだけどなーっ???

ある夏休み明け、夏休みの間だけと思い、軽くパーマをかけるつもりが必要以上にかかりすぎたみたいで、夏休みが終わっても爆発状態。
これはやばいとヘアピンであちこちを留めて登校し、1位時間目の英語の授業が始まった途端、
「この中にライオン丸が一人います。」と一言。
ラ、ラ、ライオン丸とな・・・?
きわめて怖い先生だったから、その後さぞかし怒られるだろうと思ったけど、なぜかその一言だけ。

なんでだろーっ?
もしかして、というよりきっとおそらく、黒いヘアピンで留めまくった私の頭は相当異様で、そして、かなり努力の跡も感じられたからか、それ以上言うと笑ってしまいそうだったから?
確かにクラスメートたちは皆、肩を揺らしながらうつむいてた・・・。
先生も必死で私を見ないようにしてた様な・・・?

今だにそれだけで済んだ事が不思議でならないし、それだけで済んで良かったなぁと思うのでした。。。



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