月曜日, 3月 07, 2016

おばちゃん言うな。


「私が渡す、私が渡すぅ・・・。」
レジ前で小さい子が、買う物やクレジットカードやらを自分が手渡すのだと駄々をこねる事が多い。

そんな我が子に仕方なく母親が、
「じゃぁ、これをお姉さんに渡して。」とレジにいる若い人にもそうでない人にも言う。

「お姉さん、ちょっと・・・。」と後ろからお客に声をかけられ、
えっ?まさか私の事?と振り返るとすやっぱり私にだったりする。

この私が・・・、お姉さん・・・ねぇ・・・。

昨日は、ドレスシャツ売場で採寸して欲しいと言われ、
ドレスシャツ売場に母親と一緒にいた20代の若者の首周りと裄丈を計ってあげた。
首周りは実寸が37センチだったので、標準のゆとり2センチをプラスして、
「首周りは39センチで良いと思います。サイズ表記ですとMサイズになります。」と告げてレジに戻り・・・。

しばらくしてその若者が、サイズをもう一度計って欲しいとレジにやって来た。
若年性健忘症にかかっていてボ~っとしているもう片方のレジにいた男性社員が首周りを計り、
「37センチですね。」と言うと、
「えっ?37センチ?じゃぁ、首周りが40センチじゃぁ、大きすぎるよねー。」
何を聞かれてもそうですねーとしか言わないその社員がいつもの様にオウム返しで答える。
「そうですね~。大きいですね~。」
「さっきのおばちゃん、それでも良いみたいな事言ってたけど・・・。」なんて言っている・・・。

39センチって言っただろ?と思うより前に、おばちゃん?・・・私の事?おばちゃんだって?
他にもっと言い方ないんかい?
確かにおばちゃんだけどなんかむっとする。

決してお姉さんではないけど、やっぱ、おばちゃんと言われるとむかつくわ=。

なんか、良い呼び方ってないのかなー?
考えてみると、ないよなー・・・。

結局、その若者は私がいるレジに首周りが38センチの物を持って清算に来た。
(38センチじゃきついんじゃないかなー?)

よっぽど注意してあげようかと思ったけど・・・。
(私をおばちゃん呼ばわりしたあげく、私より男性社員の方を信じたわけだから、しょうがない。)

おばちゃんじゃなくさっき計ってくれた人が・・・とでも言ってくれていれば、注意してあげられたんだけど。

でも、ドレスシャツの首周りってほんと微妙だし、好みもあるから、それで良い場合もあるし。

先日、息子が成人式の為にスーツに合わせてドレスシャツを買った時にスーツ専門で長年接客販売してきたベテランの方に首周りを計ってもらって買ってったのにも関わらず・・・。
いざ着てみると超ビチビチでボタンが閉まらないほどだった・・・。

どこででもそうだけど、どんなにおばばでもお姉さんって言ってた方が間違いないかも。
それで得するかもだし、賢い人はそう呼ぶんだなー。