土曜日, 12月 15, 2012

もうすぐクリスマス


もうすぐクリスマス。
原宿、表参道のあの素晴らしいイルミネーションは今年はやらないらしい。
素敵だったのになぁ~、残念!
不況だし、経費がかかるから仕方がないか・・・。

じゃぁ、あとは六本木や丸の内とか銀座とか?

ここ数年、この時期になると旦那と娘と私とでクリスマスのイルミネーション巡りをする。
車内から眺めるだけだけど、それだけでクリスマス気分になるのだ。
この時だけは東京に住んでて良かったと思う。
ゴージャスなイルミネーションやウインドウなどのディスプレイをガラス越しに見ているとマッチ売りの少女気分になる。

クリスマスなんて日本の行事でもないし、宗教的にも違う人はたくさんいるけれど、そんなのどがえしでやっぱり素敵な行事だなと思う。
何てったって夢があるじゃない。
子供にとってそんな夢を信じる時期があるってほんとに良い事だと思う。

子供が幼稚園時代、お友達のお父さんが、「ここは日本なんだから、なんで外人のサンタがプレゼントをくれるだなんて嘘を子供に言わなければならいんだ、親が買ってあげてるんだ。」と豪語されていたのを思い出す。
そこのご家庭ではサンタは確実にお父さんだった。

サンタが来ないっていう家庭もあるらしいし、いろんな家庭があるから何とも言えないけど、私としてはそんな幼い頃のそんな夢は信じさせたい。
私が幼い頃は誕生日には本屋さんに行って本を買ってくれ、クリスマスには目覚めるとお菓子の入った赤いブーツが置かれていたっけ。
たいしたプレゼントではなかったけど、サンタさんが我が家にも来てくれたんだと思うと何だかほんとに嬉しかったものだ。

うちの娘や息子はいつまで信じてたのだろう。

クリスマスの一カ月前くらいから、それとなく欲しいものを聞き出し、夫婦だけでこっそり買いに行き、イブの日に子供達が寝たのを見計らって枕元か足元にプレゼントを置いておく。
翌朝になって、
「やったぁー、サンタさんがくれたよ!」と目を輝かせて大騒ぎする我が子にホッとするやら、そんな純粋さにいとおしいやら・・・。

今となっては、あの頃が懐かしい。