土曜日, 12月 10, 2016

四十九日

予定が合わず、母の四十九日の日には集まれなかったので、どうせならと母の誕生日にと言う事で昨夜集まった。

法要と言うのはお坊さんにお経を読んでもらう事で、法事とはそれの後に会食する事らしいのだけど・・・。
お墓もまだ決まってないし、信心深いわけでもないから・・・。

娘三人と旦那とそれぞれの子供ら、直系の身内だけでお食事会を開いた。

贅沢するのはたまのお寿司や刺身だけで、洋服にも何にもお金を使う事はほとんどなかった母。
化粧っ気もなく、じみ~な質素な感じの母だった。
幼い頃、母があまりに地味なので、洋服は私が選んでいたものだ。
オレンジ色のワンピースとか・・・。

結局、長患いする事もなく逝ってしまった母。
きちんと長年、自分にそれなりの保険もかけてて、介護ヘルパーや掃除などの仕事で必死で働いて稼いだお金をこつこつ貯めててくれてたおかげで。

私達、子供がお金を支払う事は一切なく、全て、母のお金で賄えた。
病院の入院費もお葬式代もお墓代もその他のもろもろ全ての・・・。
ほんとに頭が下がるとしか言いようがない。

ほんとにほんとに私達に一切迷惑をかけずに・・・。

これまでも娘の塾代も払ってもらったり、支払の為のお金もしょっちゅう借りてた。
「連絡してくるのはいつもお金を借りる時だけたい。」とよく皮肉を言われたものだ。
何のお返しもできなかった。。。


あとは、お墓探しかぁ・・・。
抽選に当たると良いのだけど・・・。

そして、私もようやく出向や研修から解放され、元の店に戻り、日常が戻りつつある。
工事が遅れていて、私が所属する部署のオープンは来年の春になるらしいから、まだ先なんだけど・・・。
それまでは、違う部署の応援だから、完全に元に戻ったわけではないけど・・・。
店舗丸ごとリノベーションしたから何もかも新しくなり気持ちが良い。

そして、何より、朝、走る事ができる喜び。
日常に戻ったと言う実感が沸いてくる。

母の真似はできないけど、私達夫婦も子供たちに迷惑をかけない様、貯蓄をしておきたいものだなーとつくづく心の底からそう思う。

一日も早く、さまざまなローンを返済して・・・。
70歳までは頑張らなくちゃだ。
母は81歳で死ぬ直前まで働いていたのだからすごい!!