水曜日, 12月 10, 2008

ステキな出会い


日曜日、部活がお休みになったからと、先日行ったばかりなのに、秋葉原にまた行きたいと息子がブーブー言うので、しょうがなく家族で行く事にした。

家族4人の電車代より駐車代の方が安いだろうという事で、車で秋葉原へ向かった。

周辺には結構、コインパーキングがあり、先ずは、割安のパーキング探し。

ぐるぐるぐるぐる回ってパーキングを探していると、助手席に乗っていた息子がかなり格安な場所を探し当てた。なんと、1時間駐車で400円。4時間いても4人分の電車代より安いわけで、安心して電気関係部品店やらフィギュアやら、パソコンやらをたっぷり堪能し、最後に目当てのフィギュア店でフィギュアを二つ買った息子も大満足。

その帰りにはクリスマスのネオンを見ながらドライブ予定だったのだけど、いつもより早く家を出たせいかたっぷり4時間以上いたというのにまだ3時半。

まだまだ空は明るい。

「暗くなるまで、あと1時間はあるなー。」と言う事で、急遽銀座に途中下車する事になり、ここでも割安パーキングを探しあて、駐車した。

そんな駐車スペースのすぐそばのギャラリーで、何やらかわいい絵の個展をやっている。

吸い込まれるようにそのギャラリーの扉をあけて入ると、ほんとにかわいい絵たちがいっぱい展示されていて、たまたまだけど、小太刀克夫という作家の絵本の出版記念展初日で、そして、これまた、たまたまだと思うけどその作家さんともたっぷりとお話をする機会にも恵まれた。

その初老の作家さんは、とても穏やかで優しい方で、イギリスにスケッチに行くんだとか、透明水彩絵具を使っているんだとか、絵にまつわるいろんなお話を聞かせてくれた。

「実は私も絵を描くんですが、まだまだ無名で・・・。」というと、その方は、

「自分を信じて描き続ける事ですよ。自分を信じる事・・・。」と言ってくれた。

偶然だけど、その絵にもその作家さんにも逢えて良かったなー。

あたりが暗くなってきたところで車に乗り込み、東京タワーのライトアップ、六本木ヒルズや恵比寿のガーデンプレイスなどのクリスマス・ネオンを順に見て回り、ほんとにほんとにその日は充実した大満足な一日なのでした。