金曜日, 10月 23, 2015

急接近!

どよよ~んと曇った日。
雨は降りそうもないけど。
そろそろ寒くなってきたなー。

昨日の早朝の5時前後、まだ暗い中だったけど・・・。
病院の出入り口沿いにあるちょっとした石垣の横を走っている時だった。

急に黒い物体が私に急接近。
石垣とそれに挟まれる感じで、とっさに私は体をできるだけ石垣と平行に向けてその物体を避けようと頑張った。

右ひじに何かがぶつかり、ちょっとした痛みを感じつつ前方に軽く転びながら振り向くと、自転車が横倒しになったままザザーと地面を滑っている様子が目に入った。

暗いのもあったし、自転車にライトもついていなかったので、自転車の色も男の服装も顔さえもはっきりとは見えなかったけれど、転んだままの状態のその男が、
「大丈夫ですか?」と声を発した。

その声を聞いて、年寄りではなさそうだったので少しほっとしながら、次の瞬間、こんな暗闇の中でその男とどう、何を、話せば良いのかとか、話が長引くのも嫌だしとか、逆切れとか恫喝されたらどうしようとか、何よりも早く帰らねばなどと頭をよぎる。

そうそう、娘は今試験中なのだ。
とにかく早く帰って支度をし、娘を起こさねば・・・。
そう思ったら居ても立っても居られなくなり、気がついたら無言のままで走り出していた。

後ろから呼び止める声もしないので、そのまま右ひじを押さえながら、走り去る。

そして、いつも通り、シャワーを浴びた後、朝の支度を始めた私。

それにしてもこの世の中ほんとに何が起きるかわからない。
運が悪ければ大けがをしていたかもしれないし、へたすると死んでいたかもだ。

とにかくほんと軽い打撲程度で良かったのだ~!






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